血液型の割合

血液型の割合について

血液型の分類に関しては、1900年にオーストリアのLandsteiner(ランドシュタイナー)が発見したABO式血液型が現在でも定着しています。

 

血液型は数万年といった長い時間を掛けて作られた混血の結果であると言えます。

 

その血液型は世界ではO型が一番多いというデータがあり、国ごとに全く異なるのです。

 

日本人の血液型の割合は、A型が39%、O型が29%、B型が22%、AB型が10%であると言われており、A:O:B:ABは4:3:2:1となっているのが特徴です。

 

A型が多いという国は日本以外ですとヨーロッパ諸国や北米、オセアニアとなっており、B型が多いという国は東アジア・東南アジア・中央アジア諸国となっております。

 

そして、人類の基本はO型から始まったと言われているので、世界で一番多いのですが、その中でも中南米やアフリカ諸国に多く見られます。

 

AB型はどこの国でも少なくなっているという特徴があるのですが、アジアでは比較的多く見られるというデータが出ているのです。

 

「血液型の割合を見て何が分かるの?」と疑問に持つ方は、多くいらっしゃるかもしれません。

 

確かにこのデータだけを見たら何も分からないかもしれませんが、混血は長い時間を掛けて行われてきたものなので、それぞれの都道府県の分布比率を見ることによって、日本人のルーツの歩みをある程度推測することができるのです。

 

また、「なぜこんなにも人数差があるのに、血液型の割合は一定に保たれているの?」という疑問を持っている方がいらっしゃいます。

 

確かに、A型が多いので、圧倒的にA型が増え続けると考えてしまうのはおかしくありません。

 

これは、ハーディー・ワインベルクの法則というものに基づいているのですが、血液型といった対立遺伝子の遺伝子頻度は、世代が変わろうが変化しなくなっているのです。

 

つまり、血液型は受け継いだ遺伝子情報の一部を表しているに過ぎず、Aの遺伝子を持っているという方が多いからといって、他の少ない血液型の遺伝子をやっつけてしまうということは起こりません。

 

そのため、日本国内では4:3:2:1という綺麗な割合となっているのです。

 

基本的にランダムであれば1億人以上という人口がいるので、この比率が変わることはないのですが、グローバル時代でこれからもどんどん外国人が増え続けるという現象が起きたのであれば、血液型の比率は変わってくるかもしれません。

 

と言っても、数千人程度の移動では全く影響を与えないと言えるでしょう。