血液型と遺伝

血液型と遺伝について

遺伝は、遺伝子情報を記録している遺伝子が働くことによって引き起こされます。

 

そのため、全ての人の細胞には遺伝子が2つずつ含まれているということになるのです。

 

各遺伝子はメンデルの法則によって遺伝するので、子供の血液型と両親の血液型には一定の関係があると言えます。

 

つまり、血液型は親の遺伝子を引き継ぐことによって決まるのです。

 

ABO式血液型の遺伝子にはA・B・Oといった3種類で構成されており、母親の卵子と父親の精子が受精する際にそれぞれの遺伝子を半分ずつ引き継ぎます。

 

この時に母親と父親から血液型の遺伝子を一つずつ受け継ぎ、その組み合わせによって子供の血液型が決まるのです。

 

血液型の組み合わせでも説明したのですが、遺伝子の中には1つでもあればその性質が表れる優性の遺伝子と、2つ合わさらなければその性質を表すことができない劣性の遺伝子に分けられます。

 

血液型の場合ですと、AとBはOに対して優性となっているのですが、AとBの間はどちらも優性・劣性の差はないのです。

 

そして、A型・B型・O型といった表記はその機能が発揮されるということから表現型と呼ばれており、直接証明することができないAA・AO・BB・BO・OO・ABといったものは、その形質を表す遺伝子型と言われています。

 

例えば、AAとAOの親であれば、その子供の血液型はAAかAOにしかならないのですが、AはOに対して優性であるため、A型の子供しか生まれないというわけです。

 

このように、血液型は全て遺伝によって決定されているという特徴があります。

 

A型とB型の方は2種類の遺伝子型があるので、親の血液型と子供の血液型が必ずしも同じであるとは限りません。

 

また、予期せぬ事態が起こることによって血液型が変化してしまうということは考えられるのですが、原則的に血液型は遺伝によって決まり、その血液型は一生同じままなのです。

 

そして、両親から一つずつ受け継がれた遺伝子は、また次の子供へと受け継がれていくのです。